交流戦終了

史上初の試みとなった交流戦が全日程終了しました。対戦成績はパの105勝104敗7分とほぼ互角。オールスターとはまた一味違った、チーム同士の真剣勝負を観ることができ、パは全体的に収入面でプラスになったりと、交流戦初回は全体としてひとまず成功に終わったのではないでしょうか。今年の結果が一つの試金石となり、来年以降の日程、試合数などについては、今後話し合っていかれることでしょう。確かに期間としてはちょっと長すぎるような気もしますが、2つに分けた場合、例えばシーズン終盤に、優勝争いをしているセのチームとそうでないパのチームの対戦とかになった場合、ちょっと問題になりかねないような気もします。
交流戦の結果をチームごとに見てみると、結構明暗が分かれましたね。ロッテ、ソフトバンクは好調を維持し、特にロッテにとってはセ相手にも大きく勝ち越したことによって、確かな自信を持った感じ。逆に中日はデータ重視の野球のせいか一時は大きく負け越し、日ハム、広島などは交流戦で大きな借金を背負うハメになってしまいました。基本的には投高打低の傾向で、エース級のピッチャーは完封に近いピッチングをすることが多く、バッターは読みで勝負するベテランよりも、ある程度勢いでいく若手の方が予想外の活躍をすることが多かったような気がします。