燕・石井が米挑戦へ「約束守って」…多菊球団社長「来年なら」

松坂にしても井川にしても揉めてますが、そもそもポスティングというものは選手の権利ではなくて、あくまでも球団が認めてあげるもの。だから、球団が認めなければダメ。選手には別にFAという権利があって、メジャーに行きたければFA権を行使して行きましょう。ハイ、終わり。
…というのが、まあ原則論ですが、話がいろいろややこしくなってる原因は、この石井のように球団が履行できる保証もないのに、簡単に口約束をしてしまうことでしょう。球団としては、それで頑張って優勝でもしてくれれば万々歳なわけですが、選手としてはそれを目標に1年間頑張ってきたわけで、それを「やっぱりダメ、もう1年頑張って」と急に言われても、そう簡単に気持ちの切り替えができないですよね。今回の石井のパターンなんかは、どういう事情であれ、約束した以上、行かせてあげるのが筋でしょう。いくら事情が変わった、といっても5年前の約束とかならまだしも、たった1年前の約束ですからね。1年先も見通せないフロントというのは、それはそれで別に問題ありそうですが。