加藤博一さん肺がんで死去、56歳の若さで - 野球ニュース : nikkansports.com

あぁ、どうしていい人ほど早く逝ってしまうのか…。


自分がファンになった80年代の大洋は、ホントにホントに弱かったのですが
その弱いチームの中にあっても、他球団のファンに誇れたのがスーパーカートリオ
最盛期には3人で148盗塁という、今では考えられない盗塁数を誇り
友達と当時発売されたばかりのファミスタをやるときも
内野安打→盗塁というのが、自分のお決まりの得意戦法でしたw


ただ、自分はスーパーカートリオの中でも、ヒゲの屋鋪に憧れていたため
正直、当時の加藤博一にはあまり興味を持ってませんでした。
(既に年齢も高かったし、大洋での全盛期自体が短かったのもあります)


当時から、今と変わらずひょうきんなキャラだったようですが
自分が印象に残っているのは、選手として最晩年の代打稼業時代。
試合終盤になると、ライトスタンドから流れる蒲田行進曲のテーマに乗って打席に入り
まるで仕事人のような鋭い目つきで、打球を外野に打ち返したあと
塁上でニコリともしない渋さが、子供心にとてもカッコよく見えました。
(その頃はもう左打席一本でやっていたと思う)


ただ、あまり現役時代のオフシーズンの姿とかを観ていなかったので
引退後、人が変わったかのように、ニコニコとテレビで喋っている姿を観て
最初、軽く衝撃を受けたことも記憶に残っていますw


結局、自分が最後(というか最初で最後)に生で姿を観たのは
2006年7月16日のカープ戦の試合前の
川口−達川のカープ黄金バッテリー vs スーパーカートリオの対決。
そこでも牽制死という、想像もしていなかった(ある意味「らしい」)オチを見せてくれましたが
あの時には既に体調が悪かったのでしょうか…。


それにしても、やっぱり56歳というのは早すぎ。
現場復帰の夢も持っていたとのことで
非常に残念です。