第一球

いよいよ待ちに待ったアストロ球団が地上波でスタート。ただ、水曜深夜3:20という、何かを試そうとしているとしか思えないような深い放送時間。エンディングテーマが流れる頃には、もう空が白み始めているんじゃないかと。そういうわけで、録画して昨日やっと観ました。まだ第一球(第一話)の前編なので、対決とかはなく静かな出だし。それでも随所に(微妙な)CGとかも使われていて、今後に期待させる感じでした。
古田が重要な役どころで出演も無難な演技。何でもそつなくこなすのはさすがですね。あと、上原、小笠原、谷、野村、和田なども一瞬(ホントに一瞬)だけ登場。プロ野球で活躍してアテネとか交流戦とかを経て、辿り着いた一つの頂がこの「アストロ」というのも悪くないんじゃないかとw
その他雑感を。長嶋茂雄、ビックリするぐらい似てないw まあ、元々顔で選んでるわけではないし、演技は渋くてよかったですが、個人的には息子の一茂にやって欲しかった感じ(こっちも顔似てないですが)。逆に王貞治は顔はそこそこ似ているものの、大打者の割にはオーラゼロ。まあ、左打ちの一本足というのは他人には難しいと思いますが、ちょっと「構えを作っている」感じが出すぎだったかも。シュウロ、年齢が全く合ってないですが、さすがに場が締まる演技。適度な胡散臭さも醸し出していて、結構絶妙な人選かも。球一はとりあえずいい感じ。見るからに全く江夏と体型が違うのに、なぜか1球投げるまでバレないのは原作からの謎ですがw
とまあ、いろいろ書きましたが、全体的にはよかったです。正直、別にCGなんか少々チャチくてもいいんですよ。原作と顔が全然違っても演技が下手でもいいんですよ。大事なのは、原作の「熱さ」が表現できているかどうか。そういう意味でも次回以降が楽しみですね。早くドバッと血が噴き出したり、人がバタバタと倒れたりしてくれないかなーw