京都外大西、打撃戦制し初の決勝進出!宇部商・好永力尽く

宇部商は20年ぶりのベスト4進出でしたが、惜しくも決勝進出はならず。
20年前(1985年)といえば、自分はまだ子供でしたが、当時のことは今でもよく覚えています。地元・山口代表として快進撃を続けた宇部商は、見事決勝まで勝ち進みました。そして、決勝の相手は大阪代表PL学園。言わずとしれた桑田・清原のKKコンビ、甲子園最後の夏、そして最後の試合です。当時のPLは、とにかく強かった。2回戦の東海大山形戦では毎回得点となる29得点。丁度その日、ばあちゃん家に親戚一同が集まっていたのですが、ちょっとチャンネルを変えている間にスコアボードに0以外の数字が並んでいく様子を、半ば呆れ気味で観ていたのを思い出します。まさに甲子園史上最強ともいえるチームでした。
そんな怪物チーム相手の決勝でしたが、宇部商は一時リードするなど互角に渡り合い、最後は惜しくもサヨナラ負けでしたが、あのPLを相手に大健闘ともいえる戦いでした。自分としても、あれだけ地元のチームを熱く応援した夏は以後ありません。
そして今年2005年。同じ大阪代表であり、辻内、平田の怪物2人を擁する大阪桐蔭は、どこか当時のPLに重なり、宇部商-大阪桐蔭の決勝となれば、まさに1985年夏の再現という感じで、個人的には期待していたのですが残念でした。それでも山口代表として、ここまでよく戦ったと思います。お疲れさまでした。