“クセ者”元木大介が引退「いらないと言われたら…」

来る人あれば去る人あり。33歳。まだまだできると思いますが…。
今でこそ「クセ者」というイメージが強い元木ですが、高校時代はスラッガーとしてならし、89年のドラフトでダイエーに指名されるも拒否して1年浪人。そこまで巨人にこだわる姿は、あの江川と少し重なり、しかもまだ弱小の新球団だったダイエーを袖にしたということで、福岡では一時、悪者扱いされてたように思います。その「浪人中」にハワイかどこかにいる写真をスポーツ新聞で見た記憶がありますが、あれからもう15年ですか。早いですね。
上宮高時代は、今も横浜で主力として活躍中の種田とチームメートで、プロ入り後は「元木と一緒に入った種田はどうしてるんだろう?」などと思っていたのですが、いつしか立場は逆転。関係ないですが、この2人、仲よくしているところを見たことありませんが、ホントのところはどうなんでしょうw
まあ、それはともかく、生涯成績を数字だけで見ると、正直、特に目を見張るものはありませんが、間違いなく記録より記憶に残る選手でしたね。巨人→日テレ解説者みたいな生活設計ももちろんあるんだろうし、それ自体は別に批判しませんが、やっぱり単純にもったいないぁと思わずにはいられません。これで隠し玉をやる選手も、ほとんどいなくなってしまいましたねw