K−1 PREMIUM 2005 Dynamite!!

▽第3試合 ○中尾芳広 反則 ヒース・ヒーリング×

試合前の睨み合いで、中尾がキスで挑発したことに対しヒーリングが激怒し右フックでKO。
何と、そのまま試合開始が不可能になってしまうという信じられない「試合」w
結果としては中尾の反則勝ちですが、個人的には反則負けだろうという感じ。
この日のためにハードなトレーニングを積んできたヒーリングが可哀相でした。

▽第4試合 ○永田克彦 判定 レミギウス・モリカビュチス× 

とりあえず兄貴よりは総合に向いているのはわかりましたが
できればスッキリとKOデビューを飾って欲しかった感じ。
ボディバランスはさすがなので、あとは打撃をどれだけ身に付けられるかですね。

▽第6試合 ○武蔵 判定 ボブ・サップ× 

途中まではいい試合だったものの、またもやサップが暴走し武蔵の後頭部にパンチを2発。
前にも暴走の前科があるので、これはもうプロとして失格としかいいようがないですね。
それに対して、ダメージを残しながらも後半盛り返し、最後に逆転した武蔵は立派。
久々に気迫溢れるいい試合でした。やればできるんじゃんw

▽第8試合 ○セーム・シュルト 2回41秒 TKO アーネスト・ホースト× 

これで2006年はシュルトの1年になることが決定。
ここでホーストが勝てば序列が崩れ、それはそれで面白かったのですがw

▽第9試合 ×曙 判定 ボビー・オロゴン

曙はどうも肩固めしか技ができない様子で、上に乗ってもただひたすら締めようとしているだけ。
それが大半の人には「ただ上に乗っているだけ」に見えて、かなり印象が悪かったようです。
まあ、ホントに疲れてただ乗っているだけの時間もありましたがw
今さら言うまでもなく、今の曙はK-1でも総合でも全く通用しないでしょう。
このまま体重を生かしプロレスに専念するか。
それとも大減量をして、変なプライドを捨てて1から頑張るか。

▽第10試合 ホイス・グレイシー 引き分け 所英男 

所は百戦錬磨のホイス相手に善戦し、また株を上げた感じ。
特に上になったときの打撃の速さ、思い切りの良さが光りましたね。
ホイスも道着をうまく使った、相変わらずしぶとくイヤらしいファイトでしたw

▽第11試合 ○山本“KID”徳郁 1回4分39秒 KO 須藤元気× 

ちょっと止めるのが早いかなという気もしましたが
止めなければ、あのままボコボコにしていたような気もしますw
一瞬のチャンスを逃さない、KIDの格闘センスが光る試合でしたね。