○日本6-0韓国●

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 R 
日本 0 0 0 0 0 0 5 1 0 6 
韓国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 

3度目の対戦は、日本が終盤突き放して快勝!
さすがに3連敗は許されないってことでw


この試合から、日本はやっと打順をいじって来ましたね。
不振の福留を外し、1番に青木、イチローを3番に上げ
ケガの岩村に代わって、サードには今江が入る形に。
結果的には、この采配がズバリという感じでした。


前の2戦同様、序盤は息詰まる投手戦に。
上原は持ち味のテンポのいい投球でアウトを重ねていき
途中、イ・ジョンボムのレフトへの打球を多村がファインプレーでキャッチするなど
バックも上原を助け、結局7回無失点の好投でした。
さすが上原。


そして勝負を決めた日本の7回の攻撃。
まず、先頭の松中が気迫のヘッドスライディングで2塁打。
多村が送りバントをミスするも、ここで先発を外れていた福留が劇的な代打2ラン。
これまでずっと不振が続いてましたが、一振りで帳消しにするような大仕事でした。
これで勢いづいた日本は、さらに里崎、代打・宮本、イチローのタイムリーと続き
この回一挙5点を挙げ、勝負を決めました。


これで日本は決勝進出!
1度は諦めた夢に、再びチャレンジする権利を得ることになりました。


一方、韓国には少し気の毒な結果になってしまいましたね。
これが初めての敗戦ということだけではなく
2度も倒した相手に決勝への道を閉ざされる、というのは
やっぱり組み合わせとしてどうかと思います。
決勝進出した日本に劣らぬぐらいに、韓国も強かったと思います。


ただ、この試合の9回に、イチローのフライを捕ったサードが
そのボールをイチローに向けて転がすという出来事がありました。
これまでも、2次リーグで勝利したあとのウイニングラン、マウンドを掘り返して旗を突き立てる
また、イチローに対して異常とも思える憎しみを込めたブーイングなど
ちょっと良識ある野球ファンなら眉をひそめたくなるような行為がいくつかありました。


韓国チームの強さは、今大会でも十分示せたと思うので
ただ強いだけじゃなく、他の国から尊敬されるような国になるためにも
このような行為は、今後なくしていかないといけないと思いますね。


さあ、決勝の相手はキューバ
アテネで1度は倒している相手だけに、決して倒せない相手ではないと思います。
ガンバレ、日本!