韓国戦

運良くチケットが取れたので行ってきました、決勝戦
場所は2階席の上の方でしたが、今日は別に席なんてどうでもよく
WBCという大きな大会を、生で観ることに意義があります。


見たところ、場内は9割方、日本の応援といった感じ。
そうしているうちに、両チームの練習も終わり
選手紹介のあと、試合前に国歌が流れるに至って
いよいよ代表戦の緊張感が高まって来ます。


日本の先発は岩隈。
途中、少し乱れる場面もありましたが
それでも球数ギリギリまで投げて1失点という
まあ、合格点を与えられる結果でした。
(結果的には、この1点が大きかったわけですが…)


その1点を獲られたシーン。
家に帰って、録画しておいたテレ朝の中継を観てみると
解説の古田が「内角中心の攻めなので、三塁線をもう少し詰めた方がいい」
と、あまりにも的確な解説をしていてビックリ。
結果的に試合を決めることになってしまった
三塁線を破るタイムリーが出たのは、まさにその直後でした。
うーん、バッテリーと村田の意思疎通があれば、防げた失点だったのかも…。


それにしても、やっぱりイチローの人気は凄まじかったです。
特に第一打席、例のバットを前に構えるポーズを取った時の
場内のフラッシュの嵐は、目がくらみそうでしたw
そして、その光に大きくどよめく球場内。
思わず韓国のピッチャーがタイムを取るほどでした。
(もちろんフラッシュ撮影は禁止なのでマナーとしては問題ですね)


やっぱり野球ファンの端くれとしては
全盛期のイチローを生で観ることができたのは(しかも日本代表として)
非常に嬉しかったし、記憶に残る一日になりました。


それにしても、今日は全体的にチャンスは少なかったし
福留、岩村、稲葉、小笠原など左打者がみんな不調でしたね。
今の打線の組み方だと、高いレベルの左ピッチャーが出てくると
どうしてもこんな感じになってしまうような気もします。
もう1人か2人、右バッターが欲しいところです。


対する韓国も、今日は走塁ミスが多く
実際のところ、3点ぐらい入っててもおかしくないような感じで
1−0というスコア以上に、差があったような気がしました。
やっぱり4、5番に右の大砲が並んでいるのは大きいですね。


そういうわけで、残念ながら1位通過はできなかったのですが
WBCアメリカに舞台が移り、いよいよこれからが本番。
2次ラウンドの初戦は、おそらくキューバになると思いますが
もうここまで来たら、いつ当たろうが関係ないということで
一気に勢いをつけて欲しいですねー。