バスでの出来事

普段バスに乗る人ならわかると思いますが、こっちのバスって大体、降りるドアの前一帯の床が黄色く塗られていて、そこに人が立っているとブザーが鳴ってドアが開かないようになっています。バスによっては、大きく内側にドアを畳む形で開くものがあって、その場合、その黄色いゾーンがかなり広めに取られてあります。
今朝もそのタイプのバスでした。あるバス停で降りようとした初老の男性が、その黄色いゾーンにうっかり立ってしまい、いざバス停に着いてドアを開けようとしたところ、車内にブザーが鳴り響き出しました。ところが、その男性は自分がそのゾーンに立っていることに全く気づかず(というかそういうシステムを知らない様子)、しばらくそのまま立ったままになってました。
あまりにブザーが鳴り続けるので、移動しないといけない旨を伝えに行こうかと思った矢先、「運転手さーん、ドア開けてよー」と、その男性が大声で怒鳴り出しました。その瞬間、体が運転手側に動きドアが開きましたとさ。めでたしめでたしw