ライブドア・堀江社長逮捕

プロ野球参入問題以来、ニッポン放送株の大量取得、衆院選出馬など
よくも悪くも、ここ1、2年の間、社会の耳目を集めてきましたが、
ひとまずこれで幕が下りる形になってしまいました。
我々は「堀江貴文」という1人の男の、栄光と転落の一部始終を見てきたわけで
ずっと後になって今の時代を振り返るとき、様々なパフォーマンスや発言の数々と共に
今回の逮捕劇を思い返すことになるのでしょう。


それにしても、ここ数日間「元幹部」「元社員」という人たちが
ニュースなどでいろいろと証言をしていますが、大体みんな悪口ですねw
まあ、会社を辞めたのだから、いい感情を持ってない人が多いのでしょうが
それにしても、ちょっとこの会社の場合、特にその傾向が強いような気がします。
昔ともに働いた幹部は、現在ほとんど会社に残っていないというし
何かそのあたりにも、綻びの一因があったんじゃないかと思ってしまいます。


これからは、沈む船から逃げ出すように、みんな一斉に離れていくんでしょうね。
今回逮捕された人たちの間で、責任のなすり付け合いもあるでしょう。
「金」を至上の価値として突っ走り、それが強い求心力となっていた会社が
その一番大事な「金」を失うとなれば、こうなってしまうのは必然ですね。


ただ、堀江社長自体、まだ33歳と若いし、
本当に実力のある実業家なら、罪を償ってまた違う形で
将来、社会の表舞台に戻ってくることもあるんじゃないかなと思います。
本当の意味で真価が問われるのは、これからかも知れませんね。