●日本2-3韓国○

     1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E 
韓国 0 0 0 0 1 0 0 2 0 3 5 0 
日本 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 7 0 

全勝で1次リーグをトップ通過したかったところですが、惜しくも韓国に逆転負け。
ただ、開幕前にも書いたように、力の差はそんなにないと思うし
別に意外な結果とは思いません。


初回、2回と先に点を取る、まずはいい展開。
先発渡辺は滑るボールに苦しみ、すっぽ抜けによるデッドボールを3つ与えながらも
3回の2死満塁のピンチでは、元同僚のイ・スンヨプを抑えるなど好投。


そして問題の4回。
3回の韓国に続き、日本も2死満塁のチャンス。
そして好調西岡の打球がライトに伸びる。
誰もが抜けたと思った瞬間、韓国のライトがダイビングキャッチ。
抜けてれば一気に3点入り、間違いなく試合が決まっていたと思います。
敵ながらあっぱれという、大ファインプレーでした。


その後、1点を失いながらも、藤田、杉内が好投したものの
8回に石井がイ・スンヨプに逆転2ランを打たれ
「30年発言」のイチローが、皮肉にも最後のバッターになってしまいました。
おそらく韓国の選手&ファンにとって、これほど溜飲の下がる結果はないでしょうw


まあ、この敗戦は確かに悔しいですが、まだ1次リーグ。
2次リーグでも対戦があるので、そこで今日の借りを返して欲しいですね。


なお、この試合の7回にペ・ヨンスが先頭バッターのイチローへ当てたデッドボール。
あれはわざとなのかそうじゃないのか、ちょっと物議を醸しそうだと思いますw


確かに、当てた直後に左のク・デソンへ交代というのは
野球のセオリーとしてはちょっとおかしいと思います。
(普通、左ピッチャーに代えるなら先頭であり左バッターのイチローから代えるべき)
この試合、渡辺がすっぽ抜けとはいえ、デッドボールを3つも与えているし
わざと当ててマウンドを降りていったと思われても仕方がないでしょう。


ただ、この時点でスコアはまだ1-2。
しかも、イチローは大事な先頭打者。
足の速いイチローを塁に出すリスクを冒してまで
恨みを晴らそうとしたとは、ちょっと考えにくいですね。


個人的には、「あとイチローだけ投げさせて欲しい」と直訴して
厳しく内角を突いた結果(別に当たってもいいやぐらいの気持ちで)
デッドボールになってしまった、といったあたりが真相なんじゃないかと思います。
まあ、あの場面でも、わざと当てかねない感じはしますけどねw