栞と紙魚子 第5話

冒頭は、いきなり桜の下で首吊り死体と饗宴。
梶井基次郎の『桜の木の下には』や、坂口安吾の『桜の森の満開の下で』を連想するような
なかなかの妖しい世界。


そして今回は、正直必要ないかもと思っていた宇論堂の主人が大活躍w
前に書いた通り、原作はほとんど覚えてませんが
何かこんな話があったような気はします。(カラオケ店ではなかったと思いますが)


それにしても、段先生の奥さん役の高橋恵子
長い女優生活で、こんな奇妙な役をやることになるとは思ってなかったでしょうねw
あと、今話題の本田医師や、懐かしの荒木師匠が登場したりと
作り手側も楽しんでいる感じで、全体的に賑やかで楽しかったです。


あと今更ながら思ったのですが、「宇論堂」のネーミングは
多分エドワード・ゴーリーの『うろんな客』からなんでしょうね。