Tさんの思い出

中国人のTさんも今日で最後でした。
Tさんは、ほんの1ヶ月ちょっと前に来たばかりで
一緒にいたのは短い間でしたが
その短い間に、文学や音楽、美術から、日本の習慣
はたまた政治に至るまで(かなり際どい内容になったことも)
Tさんとは、ホントにいろんな話をしました。


Tさんは基本的には非常に真面目な人で
好奇心が強い割には、変に頑固なところも多く
そんな憎めないキャラクターが、まだまだ不自由な日本語と共に
職場でみんなに温かく受け入れられていました。
(今の職場には優しい人が多いことを再確認できましたw)


自分はおそらく、その中でも特に親しくしていた方だと思いますが
正直言うと、中国の人とこんなに仲良くなることがあるとは
それまでは思ってもいませんでした。


ただ、Tさん自体が素直な人で
日本のことを一生懸命勉強しようとしていたので
その姿を見てこっちも、自然に教えてあげよう
応援してあげようと思ったのは事実です。
(元々、自分も異文化に対して好奇心旺盛なところもありましたが)


やっぱり人間、ニコニコして来られるとこちらもニコニコするし
怖い顔で来られると、こっちもそういう対応になってしまいます。
Tさんとの交流を通じて、いろいろと考えさせられることも
多かったように思います。


Tさんは一旦、自社に戻りますが
Oさんと違って、また一緒に仕事をする可能性も十分あるので
それまでに、自分も少しは中国語を上達させておこうかなと思いますw