インド滞在記その12

他にも見聞記としての話はいろいろあるので
興味がある方は個人的に聞いてくださいw


インドにいてまず感じることは
やっぱり貧富の差が激しいことですね。
日本と変わらない値段で服を売っている店を出て
ちょっと歩くと、物乞いに袖を引っ張られたりします。


その差は繁華街などにいくと、顕著にわかります。
そして、そういう場所を歩いていると
果たして自分はどのように見えているのだろうか
などと考えてしまったりして、少しへこんだりしますw
何というか「嫌な金持ち」側にいるのかなと思ったり。


本屋に行けば、ドアを開けてくれる人がいて
スーパーに行けば、袋に物を入れるだけの人がいます。
日本では見られない光景ですが、それが彼らの仕事であり
自分はただ「サンキュー」というだけしかできません。
何というか、完全に役割が分担されている感じ。


IT業界では比較的、身分の差はないらしいですが
それでも分業の意識は強いような気がします。
たとえばテスターはテストのみしかやらないとか。
まあ、自分もいろいろ見たわけではないので
全てがそうなのかはわかりませんが。


ITついでですが、こちらでは転職が当たり前です。
自分の価値について非常に敏感で
少しでもいい条件を求めることは当然のことで
インドで一番大きい会社になると
10万人ぐらい社員がいて、そのうち2割ぐらいが
毎年のように入れ替わったりするとか。


もしかすると、身分の格差があるからこそ
自分がどういう立場でどういう評価なのかを
非常に気にするのかも知れないなと思いました。